仏像といえば、本当にいろいろな種類があります。菩薩像のように柔和な顔をしたものもあれば、阿修羅像のように怖い顔をしたものもあり、また、武器を持って険しい顔をした明王像もあれば、衣をまとっただけの質素な姿をした如来像など、さまざまな顔や姿のものが世の中にたくさん有ります。その歴史を紐解いてみると、一番最初に仏像として造られたのは、ゴータマ・シッダールタという名のシャカ族の王子様であり、ブッダとも呼ばれる、一番最初に仏教を始めたお釈迦さまです。唯一現世で悟りを開いた実在の人物であると言われています。
信者たちの手によって今から2000年以上も前に造られました。仏像が作られ始めたのは、年代としては紀元後1世紀後半〜2世紀頃と言われており、異文化の影響が大きいと言われています。日本への仏教伝来は552年という説と538年という説の2説ありますが、538年のほうが有力とされています。ただしそれ以前にも、渡来人による信仰が日本にも影響を及ぼしていました。6世紀の仏教伝来とともにさまざまな文化が日本にも入ってきました。さて、仏様はどのくらい数があるかというと、正確な数はわかっていません。
例えば、曼荼羅の中には1875もの仏様が設定されています。姿形が明確でなく、名称のみのものも含めたら、もっとすごい数になるかも知れません。また「ありとあらゆるものに仏が宿っている」という考え方もあります。よって、神社などの神聖な場所にだけ神様がいると考えるのではなく、常日頃どこにでも神様はいると思えば、日々の行動も律することができるのではないでしょうか。どこで何をしていようと、神様、仏様は人の行いを見ていることでしょう。
(参考情報)
きっと役に立つ!葬儀専門サイトといえばお葬式キャッスル公式WEBサイト
www.castle-ososiki.com
→ check