葬儀には様々な準備、決定事項もあります。喪主を含めて、遺族や親族が葬儀に必要となる祭壇選びから携わります。また、終活というキーワードから、自分の死期が近いことを知るならば、遺書も用意するようです。喪主や遺族は、祭壇に飾るための遺影の写真をアルバムから選ぶことも必要です。
また、火葬する際には棺の中には思い入れの深い物を入れることも可能です。故人が大事にしていた物、好きだった食べ物などを入れて火葬することができます。また葬儀後には、遺族と親族関係の中で、形見分けということも行われています。
一概にはいえないものの、故人の思い出を一つなり手元に持っておきたい、一生偲び続けたい、こうした意味もあるようです。物も、写真であったり、愛用していた日用品などもありますが、貴金属などの形見分けでは親族間での争い事にもなりかねません。弁護士を介入するのがおすすめされており、このタイミングで遺言による遺産分割などの話しを詰めるのも一法です。形見分けでは、長が亡くなったのなら、妻に優先権があり、次に長男という権利になります。身の回りをまずは整理してみて、どんな物が分けられるのかチェックすることが一般的ですが、中には1人1人が部屋の中から欲しい物を探し出す、こうしたケースもあります。