近年、終活という言葉が出てくるほど、人生の終わりをどのように過ごすか考えている人が多くいます。その背景には、老後一人で過ごす人が多いということがあります。生涯独り身で、特に田舎もなく一緒に入るお墓がないという人の増加です。自分が死んでも葬儀をあげてくれる身内がいない、ということも理由の一つです。
では、終活にはどんな活動があるのでしょう。一番身近で簡単に始められることが、エンディングノートです。現状の介護、医療の状況を記したり、将来のお墓、葬儀のこと、遺産相続や資産のことを記しておきます。また、日頃の日記も書き留めておけます。
さらに、最近は終活ツアーというものも人気を集めています。お墓や葬儀場を回って、実際に契約をする人もいます。ここで人気なのは、遺影の撮影です。プロに綺麗に撮ってもらうのは女性には好評なようです。一度、自分を見つめ直しながら考えてみるのも良いですね。