日本一わかりやすい仏像の歴史♪♪

2017年01月18日

仏教の歴史と仏像の彫刻の変化の過程

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人生を生きていく上で人々は様々な物質に満たされた満足感を求めていきますが、一方で精神的な満足感も同じように求めていきます。これは、人間に心と体があるからですが、心の満足感の面での必要なものが古代では宗教であり信仰でした。この世の喜びを死んだ後まで続けたいとか、生まれかわってもう一度人生を楽しみたいとかという理由もありましたし、苦しいこの世の世界から救われたいという意味もありました。それが色々な宗教となりましたが、インドではバラモン教が生まれました。

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2017年01月14日

仏像の歴史とはどのようなものか

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仏像といえば、本当にいろいろな種類があります。菩薩像のように柔和な顔をしたものもあれば、阿修羅像のように怖い顔をしたものもあり、また、武器を持って険しい顔をした明王像もあれば、衣をまとっただけの質素な姿をした如来像など、さまざまな顔や姿のものが世の中にたくさん有ります。その歴史を紐解いてみると、一番最初に仏像として造られたのは、ゴータマ・シッダールタという名のシャカ族の王子様であり、ブッダとも呼ばれる、一番最初に仏教を始めたお釈迦さまです。

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2017年01月02日

日本における仏像の流入と変遷の歴史

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仏像と言えば、お寺や歴史博物館に収蔵されていますが、仏教が渡来した時は、朝鮮半島や中国で製作されたものが輸入されていました。このため、その後に日本国内で製作された仏像は、朝鮮半島や中国大陸から大きな影響を受けています。仏教は、インドなどの西アジアですが、博物館で西アジアで発掘された石像のお顔を見ると、彫りが深く、アーリア系の人をモデルにしていることが見て取れます。これに対して日本では、まんまるとお顔のはった童顔童形の像が多く見られます。

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